折箱は聖徳太子の頃、朝廷に献上するための経木が起源とされています。その後経木は曲物[マゲモノ]と共に、神道の高坏[タカツキ]や三方[サンポウ]、仏教の御札箱に用いられました。お弁当箱としては江戸時代の芝居小屋での幕の内弁当であらわれます。さらに明治に入ると汽車の誕生とともに駅弁として人気を博し、現在では様々な用途にご活用頂いております。
これからも折箱が時代の中で愛されるよう、職人の伝統継承に思いを寄せて・・・
全折食品容器連合会は「太子講」の日、2月22日を「折箱の日」としております。
株式会社 折徳担当:影山 太翼